コール&レスポンスコール&レスポンス
コール&レスポンス

コール&レスポンス 日本初、少年院でのラップ・ワークショップとその記録 誰にも描けなかった圧巻のドキュメンタリー 本当の自分を取り戻す、3時間49分コール&レスポンス 日本初、少年院でのラップ・ワークショップとその記録 誰にも描けなかった圧巻のドキュメンタリー 本当の自分を取り戻す、3時間49分

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12月5日(土)[東京]シアター・イメージフォーラム、ポレポレ東中野ほか全国順次公開12月5日(土)[東京]シアター・イメージフォーラム、ポレポレ東中野ほか全国順次公開12月5日(土)[東京]シアター・イメージフォーラム、ポレポレ東中野ほか全国順次公開
監督・編集・プロデューサー 坂上香
撮影:南幸男 坂上香 VE: 伊奈勇人 徳山敦己 モーショングラフィックス:松尾豪 
グラフィティアーティスト:SHIRO1 カラーグレーディング:池田聡 オンラインエディット:岩手美波 
整音:富永憲一 音楽:永井カイル(THA NEON LILY) NAGATA (THA NEON LILY) J THE STREET 
主題歌:「One Harmony」 法的監修:加毛修 
製作:out of frame 配給:東風
2026|229分(前編130分、後編99分 [途中休憩あり])|
日本|DCP|ドキュメンタリー
(C)2026 Kaori Sakagami

note

予告動画

特報

君の声を聞かせて

全国に40余りある少年院。健全な育成と社会復帰を目的に矯正教育を行う施設だ。そのうちの3か所で行われたラップ・ワークショップ。アルコールや薬物、さまざまな暴力に囲まれ、痛みを痛みと感じられない環境に生まれ育った少年たちが、自らに名前〈MCネーム〉を与え、言葉〈リリック〉に想いを乗せていく。塀の中のラップが届けられたのは、多様な背景を持つ8名の大人たちの〈市民ラップチーム〉。対面できないもどかしさをも超えて応答し合い、ある少年院では、地域住民17名と直接交流し、交わることのないと思えた人生が交差していく。そしてまた別の少年院では犯罪の加害者、被害者、異なる立場の大人たちとの出会いを通してラップを生み出していく。距離や時間を横断しながら呼応〈コール&レスポンス〉する中で、少年たちの言葉、声、まなざしには変化が訪れる。そしてそれは関わる大人たちにとっても同じだった ─

誰も出会ったことのない映像 ─
唯一無二のラップ・ワークショップ
とその記録

『プリズン・サークル』(19/文化庁映画賞大賞)など、米国や日本で刑務所や受刑者を長年取材し、処罰から回復への実践を追い続ける坂上香による最新作。ワークショップは坂上と、彼女が率いるNPO団体out of frameが企画し、ラッパー、ダンサー、詩人といった仲間たちと共に立ち上げたかつてないプロジェクトだ。日本初の試みであり、実施や撮影許可にはいくつもの障壁があった。それらをひとつずつクリアしながら、言葉にならない想いを叫ぶ人、その声を掬う人──塀の中と外で生きる人々の姿をつぶさに記録し、6年の歳月を経て誕生した。これは、制度と司法のその先に確かにある、回復と変容の最前線。願わずにはいられない「君の行く道に光がありますように」。

『コール&レスポンス』を
より理解するためのガイド

少年院
家庭裁判所から少年院送致の保護処分を受けたおおむね12歳から20歳の少年を収容し、<矯正教育>や<社会復帰支援>を行う施設です。生活の管理・指導を担当するのは法務教官で、先生と呼ばれています。現在日本には40余りの少年院が存在し、入院者の人員は最近30年間では平成12年(6,052人)をピークに減少傾向が続いています。(犯罪白書より)。現在の収容者数は1800人程度。 
ラップワークショップ
ラップを使って塀の中と外をつなごうとする日本初の試み。坂上香監督率いるNPO法人out of frameが2020年に立ち上げ、2024年3月までに九州の3つの少年院で実施しました。いずれも「一般市民が関わること」を条件とし、4〜5か月にわたるカリキュラムを組み、事前・事後の打ち合わせを重ねながら進めました。3つのワークショップは、ラップによる自己表現から出発し、身体を通した関係づくり、そして被害と加害をめぐる対話へと、少しずつその射程を広げていきました。また、本映画に登場する全てのワークショップは、公的資金を一切受けず、NPO独自の予算で運営されています。
大切なおやくそくラップはFUNIさんと坂上監督による共同制作で、【聞いた話は持ち出さない。聞いた話はネタにしない。聞いた話は心の中で大事に大事に、大事に大事に。】
TC(セラピューティック・コミュニティ、回復共同体)と
本ワークショップ
Therapeutic Communityの略称。依存症などの問題を症状と捉え、問題を抱える当事者を回復の主体とする発想。似たような問題を抱える仲間(コミュニティ)が相互に助け合い、新たな価値観や生き方を身につけること(ハビリテーション)によって、人間的成長を促す場とアプローチです。英国の精神病院に始まり、1960年代以降、米国や欧州にも広まりました。日本国内では2009年、島根あさひ社会復帰促進センター(男性刑務所)にTCユニットが導入され、その様子は監督の前作『プリズン・サークル』と同名の書籍に詳しい。今回の3つのワークショップは、TC的発想(感情リテラシーや安全に語れる場の構築)を意識してデザインされています。
修復的司法(Restorative Justice=RJ)
1970年代にカナダで生まれた問題への対応方法。犯罪や非行を、人と人との関係やコミュニティに生じた「損害」と捉え、その損害を修復するために、被害を受けた人、加害した人、そしてコミュニティが対話し、責任やニーズに向き合うアプローチです。加害者を罰するという従来の刑事司法とは異なり、特に被害を受けた人の回復を中心に据えるのが特徴です。前述の島根あさひ社会復帰促進センター内のTC ユニットのカリキュラムにも、修復的司法が含まれています。ある少年院でのワークは<Hip Hop×RJワークショップ>と名付け、ゲストらとの関わりや、ことばと音楽による表現を通して、自らの傷をも含めた被害と加害の両方を考えていくという、RJ的発想をベースにデザインしています。

コメント

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坂上香監督メッセージ

坂上香監督

いたるところに〈見えない壁〉が張りめぐらされ、〈私たち/あの人たち〉の線引きが激化する現代社会。その只中にいる私たちに求められているのは、壁を高くしたり増やしたりすることではなく、壁を取り除いていくことだと感じてきました。そのためには、壁を可視化すること。そして、壁の向こうとこちらをつなぐ言語を見つけること。

『コール&レスポンス』は、この問いに答えようとした参加型の映画です。

舞台は少年院。一般市民も参加するラップワークショップ。そして、その過程を記録する。そんな前代未聞の挑戦を引き受けてくれたのは、九州の3つの少年院でした。

ワークショップのたびに、壁が立ち現れ、心がかき乱される。かと思えば、予期せぬ化学反応が起こり、心が震える。そんな経験の積み重ねから、本映画は生まれました。

3時間49分という長旅のなかで、みなさんにも一人の参加者として、この世界に身を置き、そこで起こる〈コール&レスポンス〉を体験していただけたら嬉しいです。

監督プロフィール

監督・編集・プロデューサー
坂上香(さかがみ・かおり)

ドキュメンタリー映画監督。NPO法人「out of frame」代表。
高校卒業と同時に渡米、留学。南米でのフィールドワークを経て帰国、テレビドキュメンタリー制作の道へ。「被害者」による死刑廃止運動、犯罪者の更生、ドラッグコート(薬物裁判所)、コミュニティアプローチ、協働的表現、回復共同体、修復的司法、など暴力・犯罪に対するオルターナティブな向き合い方を映像化。ギャラクシー賞大賞、文化庁芸術祭テレビ部門優秀賞、など数多くの賞を受賞。薬物依存症の女性やその子どもたち、刑務所等に収容される人々を対象に、映像やアートを使ったワークショップを行う。
劇場公開作に『Lifers ライファーズ 終身刑を超えて』(2004)、『トークバック 沈黙を破る女たち』(2013)、『プリズン・サークル』(2019)。
著書に『プリズン・サークル』(岩波書店)、『根っからの悪人っているの?――被害と加害のあいだ』(創元社)など。

<フィルモグラフィ>

『Lifers ライファーズ 終身刑を超えて』
制作2004年|91分
リンク:http://www.outofframe.org/distribution.html
監智・制作・編集:坂上香 撮影:南幸男 録音:森英司 製作・配給:out of frame
凶悪な犯罪を狙し、更生不可能とみなされた終身刑の受刑者たち。カリフォルニア州の刑務所で、Lifers(ライファーズ)と呼ばれる彼らが、罪を償いながら新しい生き方を模索する姿を捉えていくドキュメンタリー。ニューヨーク国際インディペンデント映画祭海外ドキュメンタリー部門最優秀賞受賞。
『トークバック 沈黙を破る女たち』
制作2013年|119分
リンク:http://talkbackoutloud.com/"
監智・制作・編集:坂上香 撮影:南幸男 録音:森英司 製作・配給:out of frame
女たちのアマチュア劇団──それは芸術か、セラピーか、革命か?サンフランシスコを舞台に、受刑者とHIV/AIDS陽性者らが、自らの人生を芝居にする。暴力にさらされ、“どん底”を生き抜いてきた女たちが描く現実とファンタジー。芝居を通して、自分に、社会に、挑戦する8人の女たちに光をあてた、群像ドキュメンタリー。London Feminist Film Festival オープニング作品。
『プリズン・サークル』
制作2019年|136分
リンク:https://prison-circle.com/
監智・制作・編集:坂上香 撮影:南幸男 録音:森英司 アニメーション監督:若見ありさ
製作:out of frame 配給:東風
日本で唯一のTC(回復共同体)プログラムを導入する「島根あさひ社会復帰促進センター」を舞台に、服役する4人の若者たちが新たな価値観や自らの言葉を獲得していく姿を描き出す。日本初の刑務所内の長期撮影であり取材許可まで2年を要したドキュメンタリー。文化庁文化記録映画大賞受賞。

スタッフプロフィール

ワークショップスタッフ

劇場情報

12月5日(土)[東京]シアター・イメージフォーラム、ポレポレ東中野ほか全国順次公開12月5日(土)[東京]シアター・イメージフォーラム、ポレポレ東中野ほか全国順次公開
特典ステッカーつき
全国共通特別鑑賞券(前売券)
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劇場イベント情報


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2026年10月8日現在

北海道・東北

関東

地域 劇場 電話 公開日
東京都渋谷区 シアター・イメージフォーラム 03-5766-0114 12月5日(土)~
備考
東京都中野区 ポレポレ東中野 03-3371-0088 12月5日(土)~
備考
神奈川県横浜市 横浜シネマリン 045-341-3180 12月12日(土)~
備考
神奈川県川崎市 川崎市アートセンター 044-955-0107 12月19日(土)~12月27日(日)
備考
栃木県宇都宮市 宇都宮ヒカリ座 045-341-3180 27年2月12日(金)
備考

中部

地域 劇場 電話 公開日
愛知県名古屋市 ナゴヤキネマ・ノイ 052-734-7467 12月公開予定
備考
静岡県静岡市 静岡シネ・ギャラリー 054-250-0283 近日公開
備考
静岡県伊東市 金星シネマ 0557-28-0479 12月23日(水)~12月27日(日)
備考
石川県金沢市 シネモンド 076-220-5007 近日公開
備考

近畿

地域 劇場 電話 公開日
大阪府大阪市 第七藝術劇場 06-6302-2073 12月5日(土)~
備考
京都府京都市 京都シネマ 075-353-4723 12月11日(金)~
備考
兵庫県神戸市 元町映画館 078-366-2636 近日公開
備考

中国・四国

地域 劇場 電話 公開日
広島県広島市 横川シネマ 082-231-1001 12月26日(土)〜
備考

九州・沖縄

地域 劇場 電話 公開日
福岡県福岡市 KBCシネマ1・2 092-751-4268 近日公開
備考
佐賀県佐賀市 シアター・シエマ 0952-27-5116 27年1月15日(金)~
備考
熊本県熊本市 Denkikan 096-352-2121 近日公開
備考
大分県大分市 シネマ5 097-536-4512 12月19日(土)~
備考
沖縄県那覇市 桜坂劇場 098-860-9555 27年1月9日(土)
備考
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